新入社員研修(打ち上げ飲食費)
人にまつわる仕訳③
[お題] 新人社員研修の最終日に、講師を務めた顧問税理士を交えて居酒屋に打ち上げに行った。この場合の仕訳は?
コツ
今回の飲食の目的は研修の打ち上げ。顧問税理士は社外の人だが、接待が目的ではないし、新人研修の最終日に打ち上げを行うことはよくある事。だから、飲み会の目的に着目し、この場合の飲食代は交際費ではなく福利厚生費を使おう。それが社員研修(打ち上げ飲食費)のコツ!
【仕訳】 | 福利厚生費 | 5,000 | / | 未払金 | 5,000 |
人 交際費 福利厚生費 研修 費用
Situation
はじめ君 :
同じ宿泊費でも、福利厚生費になったり、交通費になったりするんですね。
りさ子先輩:
そうね。同じ行為でも、目的が違えば勘定科目も変わるのよ。
はじめ君 :なるほど。科目の名前にまどわされてはいけないって訳だ。
りさ子先輩:その通り。取引の本質を見れば、シンプルに仕訳ができるのよ。
はじめ君 :勉強になるなぁ。そろそろ週末だし、勉強もしたから、先輩、ぱーっと一杯、どうですか?
りさ子先輩:良いわね~。そう言えば、税理士の坂上先生も今頃研修中の新人達と盛り上がっているかしら?
はじめ君 :先生は社外の人だから、この場合の飲み代はどの勘定科目になるのかな・・・