消費税の基本を知ろう♪
The仕訳番外編
「The仕訳」本編では取り上げることができなかった難しいトピックや、特に解説が必要なトピックについて、「番外編」としてまとめました。スライドショーを通じて、更にわかりやすく解説します。
消費税 仕入税額控除 課税標準
Situation
法人税とは全く違う世界観がある消費税について、まずはその基本的な仕組みについて解説します。
皆さんはどのような時に消費税を払いますか?
一つは品物を買うときです。
やおやさんで野菜を買うとき、家電量販店でテレビを買うとき、不動産屋さんから家を買うとき。何か「物」を買うときには消費税を払います。
さて、もう一つはサービスを受けたときです。
家電量販店を通じてテレビを修理してもらったとき、クイックマッサージでマッサージサービスを受けたとき。何か「サービス」に対して代金を支払うときにも、消費税を払います。
つまり、「物」が手元に残るときも、残らないときも、何か「消費」を行ったときには消費税を払います。
ちょっと法人税と比べてみましょう。
法人税の場合、 会社がもうけたとき、その「もうけ」に対して税金を払います。ということは、もうけなかった時、つまり赤字の時には、税金がかかる「もうけ」が無いので、税金は払いません。
一方消費税の場合は、何かを消費したとき、その「消費」に対して税金を払います。たとえ赤字であっても、仕入をしたり、機械の修理をした場合には、代金と一緒に消費税を払うこととなります。
さて、私達消費者が支払った消費税が国に届くまで、どのような仕組みになっているのでしょうか。今回は、久しぶりにThe仕訳でおなじみのりさ子先輩がわかりやすく解説してくれます。はじめくんと一緒に、消費税の基本について、見て行きましょう。