修繕費
災害があった場合の仕訳①
【お題】壁の亀裂を補修した。この場合の仕訳は?
コツ
修理を行ったことにより建物自体の耐用年数が伸び、また価値もあがる場合は資産計上として資本的支出に該当するが、今回の補修は原状回復を行った修理のため費用(修繕費)として処理する。それが修繕費のコツ!
【仕訳】 | 修繕費 | 100 | / | 未払金 | 100 |
災害 修繕費 資本的支出 費用
Situation
はじめ君 :
おはようございます。先輩、昨日はお休みだったんですか?
りさ子先輩:
あれ?部長には伝えたんだけど・・・ 昨日は、営業の人達と関東支店へ行っていたのよ。
はじめ君 :えっ、部長から聞いてませんが・・・何か用事があったんですか?
りさ子先輩:この間の地震で関東支店も被害にあったから、状況を聞きに行ってきたのよ。
はじめ君 :そうなんですか。どうでしたか?
りさ子先輩:東京本社は、そんなに被害は少なかったけど、地震の規模が大きかっただけに 向こうはひどかったみたいね。震災直後の写真を見せたもらったけど・・・ これが実際に起きた光景だと思うと、言葉を失うわね。
はじめ君 :そんなにひどかったんですか。今は大丈夫なんですか?
りさ子先輩:支店の方は、壁が少し亀裂があって補修したようで、どこを補修したのか 分からないくらい綺麗になっていて、安心したわ。それとこれは、はじめ君にお土産です。
はじめ君 :もしかして・・・請求書ですか?
りさ子先輩:さすがね。よろしくね。
はじめ君 :こんなお土産はいりませんよ~