はじめ君 ：
おかえりなさい。退職給付引当金の仕訳終わってます。

りさ子先輩：
はじめくん・・・どうしちゃったの？？やっぱり変だわ。

はじめ君 ：先輩、ひどいなぁ・・・。ぼくだって本気を出せば結構やれるんです。

りさ子先輩：ごめんごめん。でも、あまりによく出来てるものだから・・・。

はじめ君 ：実は大学の同期に税理士試験を受けてる奴がいて、決算関連の仕訳のレクチャーをしてもらったんです。

りさ子先輩：はは、そういう訳ね。でも、そうやって勉強する姿勢が出て来たのは感心ね。

はじめ君 ：3号店のオープンは決まりましたか？

りさ子先輩：まだオフィシャルには出来ないみたいだけど、社長的には今年のボジョレーが出る前にはオープンしたいみたいね。

はじめ君 ：うわ！って事は忙しくなるな。

りさ子先輩：覚悟してね。で、もうひとつお土産があるの。3号店オープンに合わせて、ワインショップでポイント制度とウェブショップをはじめるみたい。

はじめ君 ：え！！ますます忙しく・・・。ポイントは当然リアル店舗とネット店舗で共通で使えたりするんですよね。うーん、システム部は大変だろうなぁ。

りさ子先輩：忙しくなるのはうちの部だけでは無いって訳ね。

はじめ君 ：ポイント引当金ってのが最近はあるって大学の同期に聞いたけど、うちの会社も考える必要があるのかな。

りさ子先輩：そうね～。確かに最近はポイント引当金を計上する会社が増えてはいるみたいだけど、レンタルDVDのTSUMOYAみたいに大きなポイント発行会社や、航空会社に限られるみたい。

はじめ君 ：確かにポイントを使われることのインパクトが大きそうな会社ですね。

りさ子先輩：そうなの。それに、発行したポイントが実際にどの位使われるかを正確に見積もれるかって言うと、その辺りも難しいって説を聞いたことがあるわ。

はじめ君 ：ポイントは使ったり使わなかったり、その時によりますね。

りさ子先輩：だから、学者の先生達も本当に引当金として負債計上が適正かどうか、まだまだ議論しているところって、何かで読んだわよ。

はじめ君 ：って事は、うちの会社の規模じゃ、あまり考えなくても良さそうですね。それにしても、先輩の会計オタクぶりはお酒が無くても、すごいっす！