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創立費(登記報酬)

会社設立に関する仕訳①

[お題]会社を設立するにあたり、司法書士に登記を頼み、報酬の請求が来た。この場合の仕訳は?


コツ
会社設立に関して、法的にかかった金額は創立費となる。司法書士報酬はその手続き手数料。よって創立費で仕訳しよう。それが創立費(登記報酬)のコツ!


【仕訳】 創立費 500 / 未払金 500
TAG
開業費 創立費 資産 繰延資産 会社設立

Situation

りさ子先輩:
はじめくん、だいじょうぶ・・・?

はじめ君 :
だいじょうぶじゃないです。あまりにショックで、立ち直れません。


りさ子先輩: もう、いい年した男子が、情けないこと言わないの。

はじめ君 : 先輩はいつから知っていたんですか?

りさ子先輩: ん?3週間くらい前から。部長と社長と話した時にちょっと聞いたの。

はじめ君 : ひどいじゃないですか。知ってたなら教えてくれたって良いのに

りさ子先輩: ごめんね・・・。正式な辞令が出るまでは、私の口からは言うわけ にいかなかったのよ。

はじめ君 : せっかくこの経理部でがんばって来たのに、ぼくだけ別会社に転籍なんて、 寂しすぎます。

りさ子先輩: そうね~。私も手塩にかけた後輩がいなくなるのは寂しいわよ。でも、 はじめ君にとってはすごいチャンスなのよ。

はじめ君 : そんなこと無いです。僕がここにいらないから飛ばされるんです。

りさ子先輩: あのね、ちょっとそれは卑屈になりすぎよ。部長と社長は、ほんとは私を転籍 させる予定だったのよ。でも、私がはじめ君が適任ですって推したんだから。

はじめ君 : そうだったんですか・・・?じゃ、先輩も僕はもう要らないって・・・

りさ子先輩: あのね・・・いいかげんにしなさい。私が推した訳は、はじめ君ならやれるって思った からよ。それに、新会社の経理を1人で任されるって、本当にチャンスなのよ。 私もこの会社の経理を1人でここまで整えて来たからこそ、わかるの。やってみなさい。

はじめ君 : そんなもんでしょうか・・・。でも、プレッシャー過ぎて無理です・・・。

りさ子先輩: 一歩踏み出してみれば、何とかなるわよ。私はここにいるし、いつでも相談 に乗るから。 別に外国に行くって訳じゃないんだからね。

はじめ君 : わかりました・・・。やってみます。でも、本当に助けてくださいね!!

りさ子先輩: はいはい。わかったわよ。さ、切り替えて仕事にかかるわよ。今日からはホンキで ビシビシ行くわよ。燃えてきたわ~!

はじめ君 : うーん、これはこれでコワイけど・・・よろしくお願いします。

りさ子先輩: じゃ、今日から新会社の準備に取り掛かるわよ。新会社の登記はこの間済ませたってこ とで、部長から資料一式をあずかっているわ。まずは登記関連の処理からね。

はじめ君 : これが登記簿、これが定款。で、これが・・・司法書士の小川先生からの請求書 ですね。中身を見ると、先生への報酬と登録免許税や印紙税などの税金の金額が 書いてあります。

りさ子先輩: OK。じゃ、先生の請求書を見て、仕訳の方針を立ててみようか。はじめ君ならどういう 感じで仕訳する?

はじめ君 : えっと、請求書の中身は、先生への報酬部分と、税金関係の部分に分けられるので、 区別して仕訳します。後、支払は来月末なので、未払金を計上します。

りさ子先輩: 良いじゃない!じゃ、まずは先生の報酬部分から仕訳してみて。

はじめ君 : わかりました。

【ミス仕訳】 支払報酬 500 / 未払金 500


りさ子先輩: 間違い! やっぱり私の手元を離すのは早かったかしら・・・。会社設立に関する仕訳を もう一度簿記の教科書で見直してみなさい!